災害が起きることを想定して家を建てるべき
地震、台風、大雨や洪水、津波といった災害被害など、災害大国の日本では、いつどこで自然災害が起きてもおかしくありません。
そんな日本で家を建てるなら、防災対策は必須であるといえるでしょう。
1995年の阪神淡路大震災から被災地ボランティアを重ねてきたイシンホームは住宅研究会を発足し、災害から家族を守る住宅設計に努めています。
「壊れない」だけじゃない。「揺れない」家が家族を守る
地震の際の死因は、家具・建物の転倒によるものが多いことはご存知でしょうか。
阪神淡路大震災時の死亡原因の実に7割が、倒壊した建物や家具・家電の転倒による窒息・圧死でした。
だからこそイシンホームの家は、家全体に100個以上の減震ブレーキを設置。
東洋大学との共同研究で、地震エネルギーを1/4に抑える減震装置を開発しました。
また、多面体の構造で揺れへの耐力を高めるために、耐震専用金物を使用し、パネルで柱、土台、梁を一つの箱のように強力に固定。
地震のエネルギーを面全体で受け止めることで、一般的な在来筋交工法に比べて2倍の強度を誇ります。
こうして実現した耐震工法は、つくば防災科学研究所での耐震実験で震度7相当の揺れに8回も耐え、優れた耐震性能が実証されました。
熊本地震で有効性が実証
2016年の熊本地震の際には、震源地近くにお住まいのお客様から次のようなご報告をいただきました。
「活断層から6kmを近く、地鳴りが聞こえるくらい大きな揺れでした。
周囲の家は家中の家具が倒れたり大変だったようですが、減震装置付きの我が家は家の被害は全くなく、家具の転倒も薄型テレビと仏壇だけでした。
高さのあるテレビ台も倒れませんでしたし、食器棚の食器も割れませんでした」
後日の点検の結果、床下にも全く損傷は見られないことが確認されています。
災害は起こらないことが一番ですが、もしもの時には揺れないことの安心感がご家族を守ります。